格安飛行機はなぜ安い?どんなカラクリがあるのか知りたい!

普通よりも安い料金で利用できる格安飛行機。しかし、疑問に思った事はありませんか?なぜ格安飛行機は安いのか?と。飛行機に乗るというのは同じなのに、なぜ格安飛行機だけ安い料金を維持できるのか?それには、こんなカラクリがあるからなんです。

普通なら無料なサービスも有料になっている

ドリンクサービス、機内食、毛布の貸し出し。これらは、普通なら全て無料で利用できるサービスです。しかし、格安飛行機の場合は、これらのサービスは全て有料になっています。

これらが有料になると、なぜ格安料金が維持できるのか?例えば、飲み物や機内食の場合、サービスを利用する人があらかじめわかるので必要な分だけを用意すればいいですよね。

その為、余った飲み物や食事が出る事はなく、コストを抑える事が出来ます。毛布も同じで用意する分が決まってるので、毛布の個数を抑えコストダウンが出来るんです。また、客室乗務員の主な仕事は、食事や飲み物の配膳ですよね。

しかし、それらが有料になった事で食事や飲み物を配膳する事が減るため、搭乗する客室乗務員の人数も減らすことが出来ます。このように、普通なら無料なサービスを有料にする事で、大幅なコストダウンを行っているから格安飛行機は安いんです。

座席数を多くして駐機時間を短縮している

当たり前ですが、飛行機に乗せられる人数が多ければ多いほど、航空会社は儲けることが出来ますよね。格安飛行機の場合、儲ける為に座席数を多くしてるんです。シート間の間隔を短くすることで、座席数を増やして多くの乗客を乗せています。

その儲けた分を航空券の安さに還元してるので、格安料金を可能にしてるんです。また、飛行機が空港に留まっている間、「駐機料金」が発生してるのをご存知でしょうか?

この駐機料金は飛行機が空港に留まる時間が長ければ長いほど料金も掛かってしまうんですが、格安飛行機の場合、駐機時間が短いのが普通なんです。その為、駐機料金が安くて済むし、その分を航空券に還元することが出来るですね。

格安飛行機は安くする為に色んな工夫をしてる

なぜ、格安飛行機は安い料金を可能にしてるのか?その理由がわかって頂けたでしょうか。格安飛行機側も、航空券を安くする為に様々な工夫をしています。

格安飛行機を利用する時に「サービスが有料なのは嫌!」「座席が狭い」と不満に思わずに、「この安さなら仕方ない」と企業努力を認めてあげてくださいね!

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